ありがとうの日
愛媛 極真空手
本日 3月9日は ありがとうの日
そんなありがとうの日に
こんな詩を見つけましたので紹介させてください。
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『お父さんありがとう』
私の父は、私が物心ついたときからPTA会長でした。
小中学校ずっとでした。
父親というよりも、学校にいるおじさん…というイメージでした。
正直大嫌いでした。
いつも壇上でエラそうに話しているし
父のせいで先生たちにはいらないひいきをされたり
成績一番スポーツ一番でもPTA会長の娘さんだから当たり前。
ほんとにウンザリでした。
そんなわたしも小学生の時は期待に応えようと
超優等生でした。
中学生になってもなんとかがんばろうと必死でした。
でも
中学三年の春にプッツリ切れてしまってなんにもがんばる気がなくなりました。
勉強もスポーツもしなくなり
ダラダラ過ごすようになりました。
悪いこともいっぱいしました。
そして
ついにPTA会長である父が校長室に呼ばれてしまいました。
父は私の目の前で校長先生に頭を下げていました。
初めて見る光景でした。
私は父に叱られたことがありませんでした。
そんな父に一言いわれました…
「やりすぎたな…」
私は言い返しました。
「パパがPTA会長だから、私はこうなった」
父は何も言いませんでした。
私は思いました、
「この人は親じゃない」
その二週間後に夏休み前の終業式がありました。
そこには、いるはずの父の姿がありませんでした。
父は、
小中とずっと続けてきたPTA会長を辞任していました…
私は本当に驚きました。
家に帰って、父と話をしました。
初めてPTA会長ではない
ただの父親と娘として会話をしました。
「お父さんは、学校のために今までがんばってきたけども、
これからは万里子のためにがんばって行こうと思う。
今まで寂しい思いさせて、悪かった。」
私は父に抱きつきながらワンワン泣きました…
私はただ寂しかっただけ…
自分を見てほしかっただけ…
父は生きがいだったPTA会長を辞任してまでも私と向き合おうとしてくれた。
親の愛の深さを知りました。
それ以来、本当に仲良しで、恋愛の相談をしたり
朝まで語り合ったりしています。
子供のSOS
親の愛情
伝えたくても伝えられない
伝えてるつもりが伝わっていない
親子関係は難しいけど、絶対に向き合えば理解しあえると思います。
パパ、8年と3ヶ月、学校のためにつくしてくれてありがとうございます。
パパの娘でよかった。
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『家族の愛情』・『家族の絆』・『親子の愛情』・『親子の絆』
今日はありがとうの日
ありがとうは魔法の言葉
日ごろなかなか言えない『ありがとう』を
一番伝えたい人に 伝えましょう。
極真空手 愛媛
松本