2020 極真祭(全日本青少年空手道選手権大会)
11月28日に行われた極真祭(全日本青少年空手道選手権大会)で
毎週松山から稽古に来てる金曜組の白石頼斗(小学6年生)が日本一になりました。
頼斗おめでとう!
大会前に
『頼斗の体重が数キロオーバーしててそのまま重量級ででるか?
減量して軽量級でエントリーするか?迷ってるんですが先生のアドバイスを』と
お母さんから相談を受けました。
自分の答えは迷わず『重量級で大丈夫です。』と即答し
『それに頼斗の年で減量はかわいそうやし頼斗は、小さいけど重量級でぜんぜん大丈夫。』と
お答えしました。
大会当日…まわりを見渡せば、体重も身長も一回りもふたまわりも
デカイやつばかり!!!でしたが、
頼斗から出た言葉が『いける気がする』という自信の一言
金曜稽古であれだけ西条道場の先輩たちに倒されてきた頼斗にとっては
周りの相手が小さく見えたのかもしれません。
試合
◯一回戦動きは固かったけど、文句無しの判定勝ち
◯二、三回戦もかなり大きな相手でしたがクリア
(ここで戦い方を掴んだ気がします。)
◯しかしベスト8では前回負けてる相手にちょっと本線は消極的な動き
延長戦では、『金曜稽古金曜稽古』と叫びつつ最後まで足を止めず
スピードと動きで圧勝でした。
喜ぶ暇も休む暇なく準決勝の試合に…
(え〜〜〜って感じで準決勝に)
◯さらに準決勝は、国際3連覇のチャンピオンが相手
本線は、内股から突きの攻撃が有効の頼斗で終始頼斗優勢でしたが
旗は、白1本・赤1本の延長戦に・・・
延長も頼斗の攻撃が有効に当たるも相手の攻撃をうまく当てさせない試合運びで
スピードと横の動きは頼斗圧巻!!
延長の判定は、白1本・赤1本・・・主審は頼斗に・・・
国際チャンピオンに勝てたのは大きかったと思います。
しかし強かったしアドバイス通りの動きでした。
相手サイドにいた雄也先輩も『強かったですね!』の一言ももらい
自信がつい頼斗
残るは決勝戦の重戦車のような黒帯ですが
時間の都合か準決勝の試合後またまた3分後に決勝戦
(いや〜かなりきつかったはずです)
試合場にあがる前に『泰斗とやりよるイメージぞ』と送り出しましたが
◯さすが決勝戦お互い白熱した試合内容で延長戦に・・・
そして延長の1分過ぎ頼斗の上段回し蹴りがきれいにヒットし『技あり』
これにはここだけの話セコンドにいた自分も鳥肌たちました!!(笑)
延長戦終了し判定は文句なし頼斗
見事 全日本チャンピオンに輝きました。
(「判定とります」と主審の声とともに自分も涙が…)
試合場から降りてきた頼斗と抱き合い二人とも号泣
ありがとう!!!頼斗
(お父さん先にすみませんでした。)
そして親子で号泣・・・
最高に素敵なシーンです。
感動をありがとうございます。
そしてお父さんから「ホント今回迷ったけど来て本当によかった。」
このお父さんの言葉が、自分の中のいろんなものを全部吹き飛ばしてくれた気がします。
ありがとうございます。
なかなか勝てない全日本大会の舞台
ただ言えることはいつも同じだと思います。
《努力は裏切らない》ということ
さあ次の大会に向けまたみんなでもがきましょう。
【今日のひとこと】
「試合終了の太鼓は、次の試合の始まりの太鼓』
極真空手西条道場
松本誠二