あたりまえをあたりまえに!
こんにちは。
極真会館愛媛西条道場の松本です。
極真空手を始めて30年以上になりますが、これまでたくさんの子供たちを見てきました。
もちろん技術や競技力などは年々向上し進化ていってます。
でも昔と変わらないのが『自分で空手をやりたい。』と選んで道場に来るのではなく
お父さんお母さんが『空手をやらせたい。』と決めて来る子がほとんどです。
でも 入学前の子供たちや小学低学年の子供たちならしょうがないことやし
空手をはじめるきっかけは今も昔も変わらないりません。
それは それでいいと思います。
ただ、入門してからの上達する速さは、昔の方が今より比べ物にならないほど早かったような気もします。
じゃぁ 何が変わったんでしょうか??
空手に限らず勉強でもなんでもそうですが 覚えようと思えば誰でも覚えることができます。
何でも「覚えよう」とか「うまくなりたい」「強くなりたい」と思わなければ上達はしませんし
そう意識しない限り 毎日稽古に来てもまったくうまくならないし覚えません。
休憩になると必ずお父さんお母さんの所に行き親と一緒に休憩している子を見かけます。
カラテだけではないですが 自立することは大事です。
親が干渉すぎると他の子と比べて自立することが遅くなることもあります。
(中山先生も厳しく言ってたのを思い出します。)
自分でやることを教えるのが親の役目!!
子供にやらせずに親が何でもやってしまえば、子供は覚えようとしなくなりますね。
もちろんお母さんが悪いわけではありません。
朝は 自分で起きる習慣をつけ 自分で服を着て学校へ行く。
道場に来たらきちんと礼をして靴を揃え先輩や後輩にあいさつをする。
稽古中は 大きく返事を出し大きな気合いをかけおもいっきり技を出す。
休憩中には 後ろに親がいても親のところへは行かないのはあたりまえ。
稽古が終了し帰る時にも必ず大きな声で挨拶し頭を下げて帰る。
ただただあたりまえのことですが
この繰り返しが大事ですしこの継続することで
空手が好きになりそしてうまくなって行くのだと思います。
親の役目は 可愛いからといって(笑)
何でもかんでも子供にやってあげてはいけないということですね。
あたりまえのことが普通にできる
よく考えると空手だけではなく…
家庭や子供だけでもなく…
我々大人も色々な意味で一緒だと思います。
あたりまえをあたりまえに・・・
あたりまえのことをあたりまえに…が普通にできるように習慣づけることが
日々の修行なのかもしれません。
極真西条
松本