”なれ” になれる。
2024-07-16
極真カラテは、直接打撃制のため
打たれ強さで試合の勝敗が大きく変わったりしますね。
西条道場では、少年部の時から自力強化のため
身体つくりをかなり重視して稽古してます。
『身体つくり=打たれ強さ』には、繋がりますが
身体を鍛えたからと言って組手の痛みに耐えられるか?
どうか?は、
また別の問題になります。
では、どうしたら直接打撃の蹴りや突きの痛みに耐えられるか?は
普段の稽古で『蹴られ叩かれ』の
『反復稽古の”なれ”になれる。』 事…が大事ですね。
まさに『忍』です。
痛みに強くなるには、やっぱり組手の稽古が一番早いですが
少年部の時は、体の大きさや体質などで個人差もあります。
だから怖いんです。
でもでも・・・
日々の稽古の繰り返しの中の組手で
『蹴られ叩かれ』何度も繰り返される痛みに耐えてこそ
強くなっていくんだと思います。
そして、武道で一番大事な
打たれ強さが身に付けば精神的な心の強さも
一緒に強くなっていくことを、
先輩たちを来て見て来たからこそ感じますね。
それは、武道の教えでもある
『自分の痛みを知れば知るほど、人の痛みがわかる人になる。』
ことに、繋がって行くんだと思います。
押忍
松本誠二